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ダイハツ 認証試験での不正問題 補償やリコールはあるのか?安全性に問題はない?

雑学
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自動車業界では、また…と言われてしまいそうな事が発覚しました。

2023年12月20日、ダイハツ工業株式会社は車両の安全性を確認する試験で不正行為が発覚し、国内外の全ての車種の出荷が一時停止されました。

この驚愕の出来事により、ダイハツ車の所有者の中には不安を感じている方々も多いですよね。

ダイハツ不正問題に関して補償やリコール、返金の措置はあるのか?
現在所有しているダイハツ車は安全なのか?

今回の記事では上記のポイントについて解説します。

ダイハツによる認証試験での不正問題 補償はあるか?

2023年12月21日時点で、納車済みの車両に関する補償、返金、リコールについての具体的な情報は発表されていません。

今回の不正問題は約30年程前から行われていることが判明し、174もの不正が発覚したことからその影響が大きいため、対応策の策定には時間がかかる可能性があります。

最初に行われるべきは、不正行為の原因究明や内部の再構築といった措置でしょう。

その次には取引先への対応が進んでいくと考えられます。

今日のニュース▶ダイハツ工業のサプライチェーン企業は8,136社 派生する売上高は2兆2,110億円

先の話になるかもしれませんがダイハツ車の所有者向けに、補償や返金に関する新しい情報が入手次第、本記事を更新いたします。

それまでの参考として、自動車業界における過去の不正問題とそれに伴う返金や補償の事例についても参考までに紹介します。

三菱自動車の燃費不正問題(2016年)

2016年、三菱自動車は燃費試験で不正を行ったとして、大きな批判を浴びた。

不正は、燃費測定の初期設定に用いる「走行抵抗値」というデータを、恣意的に改ざんすることで行われた。これにより、カタログでは、実際の燃費よりも5~15%優れた数値が記載されていた。

不正は、軽自動車4車種で行われており、ユーザーに対しては、10万円の補償が行われた。この10万円は、①燃費の偽造で生じたガソリン代の差額、②今後の車検時に発生する税金の増額分、③お詫び金の3つの要素で構成されていた。
参考リンク▶https://www.mitsubishi-motors.com/important/detailg420_jp/info02.html

日野自動車による排ガスなどのデータの不正問題

2022年 日野自動車は、国内工場で製造する中大型のトラックとバスについて、ディーゼルエンジンの排出ガスなどのデータを改ざんし、国土交通省に提出していたと発表しました。

利用者への補償として販売時に示した燃費と正しい燃費の差から、顧客が受けた損失額を算出して補償するとしており、2023年10月から始まっています。
参考リンク▶https://www.hino.co.jp/corp/news/2023/hoshou.html

ダイハツによる認証試験での不正問題 リコールの可能性は?

報道によるとダイハツの「キャスト」とトヨタの「ピクシスジョイ」という2車種に関して、エアバッグに問題がある可能性が指摘されています。

これにより、エアバッグが作動後にドアをロックし、外部からの乗員救助が難しくなる可能性があり、安全性基準を満たさない可能性があるため、リコールの可能性があるかもしれません。

現時点で国土交通省へリコールの届け出はされておりません。
リコール・改善対策の届出(国土交通省)

ダイハツ車をて乗り続けても大丈夫?

ダイハツ車の所有者は、今回のニュースを受けて「このまま乗り続けても安全なのか?」と不安に感じるかもしれません。

しかし、現時点では「衝突試験」における不正行為やエアバッグの問題が主に取り上げられており、車が通常の運転時において安全性に問題があるという情報はありません。

いわば「最終試験」をズルしてしまっただけで、実際の動作に問題はないというのが現時点での見解の様です
参考リンク▶ダイハツに乗って大丈夫なのか 社長「自分としては安心して乗って」

とはいえ、過程がダメだったのだからその「大丈夫」という言葉を信用できるかどうかはなんとも言えません。

今後追加の調査や補償に関する発表があるかもしれないため、状況の変化に注視し最新情報を確認すしていきましょう。

まとめ

ダイハツ車の安全性に関する不正問題について、補償、返金、リコールの有無を紹介しましたが、2023年12月20日時点で具体的な措置に関する公式アナウンスは行われていません。

また、「キャスト」と「ピクシスジョイ」に関してはリコールの可能性が指摘されています。

現在の段階では通常の運転時に安全性に問題はないようですが、今後の情報に注意を払い、適切な判断を行ってください。

正直なところを申し上げると、車についての事故などは車そのものというよりも、「運転」そのものが問題になることが多いと思います。

自動車は人々の生命を守る役割を果たす重要な存在であり、不正行為は許されるべきではありませんが、現時点で一人の消費者・ユーザーとしてできることはとにかく今後の情報をしっかり集め、改修や修理が必要な時は素早く実施して貰えるように、準備していきたいですね!

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