電車の中やスポーツの試合で、赤・白・緑の国旗を見かけて「この国はどこ?」と気になったことはありませんか?世界には、赤・白・緑の3色を使った国旗を持つ国が意外と多いんです。
しかし、同じ色を使っていても、国によってデザインはさまざま。また、色の並びや国旗の意味には、それぞれの歴史や文化が深く関わっています。
この記事では、赤・白・緑の国旗を持つ国々の一覧を紹介し、それぞれの国旗のデザインや由来を詳しく解説します!また、似た国旗を見分けるポイントも紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
赤・白・緑の国旗を持つ国一覧
赤・白・緑の国旗の特徴とは?
赤・白・緑の3色は、多くの国で使われるポピュラーな配色です。この3色の組み合わせは、**「三色旗(トリコロール)」**と呼ばれることもあります。
三色旗には、主に以下のようなデザインのパターンがあります。
- 縦三分割型(例:イタリア、メキシコ)
- 水平三分割型(例:ハンガリー、ブルガリア)
- 特殊デザイン型(例:イラン、アルジェリア)
これらの国旗は、単に色を使っているだけでなく、それぞれの国の文化や歴史を象徴するものとしてデザインされています。
では、実際に赤・白・緑の国旗を持つ国々を詳しく見ていきましょう!
赤・白・緑の国旗を持つ主な国々
イタリアの国旗
デザイン:
- 縦三色旗(左から緑・白・赤)
色の意味:
- 緑:希望
- 白:信仰
- 赤:博愛
由来:
イタリアの国旗のデザインは、ナポレオン時代にフランスの影響を受けて作られました。フランスの青・白・赤の三色旗を参考に、イタリア独自の色(ミラノやロンバルディア地方の色)を採用したと言われています。
ハンガリーの国旗
デザイン:
- 水平三色旗(上から赤・白・緑)
色の意味:
- 赤:強さと勇気
- 白:忠誠と誠実
- 緑:希望と自然
由来:
ハンガリーの国旗は、19世紀の独立運動の際に定められました。この配色は、ハンガリー王国の伝統的な紋章から来ており、長い歴史を持つものです。
ブルガリアの国旗
デザイン:
- 水平三色旗(上から白・緑・赤)
色の意味:
- 白:平和と純潔
- 緑:農業と豊かさ
- 赤:勇気と自由
由来:
ブルガリアの国旗は、ロシア帝国の影響を受けたデザインです。かつてはロシアの国旗(白・青・赤)と似た配色でしたが、独自のアイデンティティを強調するために、青を緑に変更しました。
メキシコの国旗
デザイン:
- 縦三色旗(左から緑・白・赤)、中央に国章あり
色の意味:
- 緑:独立(スペインからの解放)
- 白:宗教(カトリック信仰)
- 赤:統一(ヨーロッパ系・先住民の融合)
由来:
メキシコの国旗の最大の特徴は、中央の「鷲が蛇をくわえてサボテンに止まっている」国章。このデザインは、メキシコの先住民であるアステカ族の伝説に由来しています。
彼らは「鷲が蛇をくわえてサボテンに止まる場所」に都を築くべし、という神託を受け、その地に現在のメキシコシティを建設しました。
このため、国旗にはこの伝説が描かれ、メキシコのアイデンティティを象徴するものとなっています。
イランの国旗
デザイン:
- 水平三色旗(上から緑・白・赤)、中央に国章あり
色の意味:
- 緑:イスラム(宗教的価値)
- 白:平和
- 赤:殉教(勇敢さ、革命)
由来:
現在のイランの国旗は、1979年のイスラム革命後に採用されました。
特徴的なのは、中央にある「アッラーの象徴」と、白い帯の上下に書かれた「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)」の文字(計22回記載)。
これは、イスラム革命が起こった西暦1979年2月11日(ペルシャ暦では22日)にちなんでいます。
イランの国旗は、他の赤・白・緑の国旗とは異なり、明確な宗教的シンボルが含まれているのが特徴です。
その他の赤・白・緑の国旗
赤・白・緑を使った国旗は、他にもいくつかあります。
- アルジェリア: 縦に緑と白に分かれ、中央に赤い三日月と星(イスラムの象徴)
- マダガスカル: 左に白、右に赤と緑の三分割デザイン(独立運動の歴史を反映)
- オマーン: 赤・白・緑の横三色旗+左端に国章(剣と短剣)
これらの国々の国旗も、それぞれの歴史や文化に基づいてデザインされています。
赤・白・緑の国旗の共通点と違い
デザインの違い
赤・白・緑の国旗を持つ国々のデザインには、大きく分けて以下の3つのパターンがあります。
-
縦三色旗(トリコロール型)
- 例:イタリア、メキシコ
- それぞれの色が縦に均等に配置されるデザイン
-
水平三色旗(横ストライプ型)
- 例:ハンガリー、ブルガリア、イラン
- 3色が水平に並んでいるデザイン
-
特殊デザイン型
- 例:アルジェリア(中央に三日月と星)、メキシコ(中央に国章)
- シンボルや追加デザインがある国旗
色の意味の違い
同じ「赤・白・緑」でも、国によって意味が異なります。
| 国名 | 赤の意味 | 白の意味 | 緑の意味 |
|---|---|---|---|
| イタリア | 博愛 | 信仰 | 希望 |
| ハンガリー | 強さと勇気 | 忠誠と誠実 | 希望と自然 |
| メキシコ | 統一 | 宗教 | 独立 |
| イラン | 殉教(革命) | 平和 | イスラム(宗教的価値) |
| ブルガリア | 勇気 | 平和 | 農業と豊かさ |
同じ色でも、国ごとに歴史や文化が異なるため、意味も変わってくるのが面白いですね。
なぜ赤・白・緑が国旗に多く使われるのか?
歴史的な背景
赤・白・緑の三色旗が多くの国で使われるのには、歴史的な理由があります。
- 19世紀の独立運動では、フランス革命の影響を受けた三色旗(トリコロール)が流行。
- イタリアやハンガリーなどの国旗は、フランスの影響を受けて誕生した。
- イスラム圏では、緑が特に神聖視されるため、赤・白・緑の配色が使われることが多い。
心理学的な視点
色には、それぞれ人間の心理に影響を与える特性があります。
- 赤:情熱・活力・勇気(戦いや革命を象徴)
- 白:純潔・平和・調和(宗教的な意味を持つことが多い)
- 緑:自然・繁栄・安定(イスラム圏では特に重要視)
これらの特性を活かして、国旗のデザインに取り入れられているのです。
まとめ
- 赤・白・緑の国旗を持つ国は意外と多く、それぞれの国に独自の歴史と意味がある。
- 縦三色・横三色・特殊デザインなど、デザインのパターンが異なる。
- 色の意味も国ごとに違いがあり、歴史や文化と深く関わっている。
- フランス革命や独立運動の影響で、赤・白・緑の三色旗が広まった。
国旗を見ると、その国の歴史や文化が一目で分かることもあります。旅行やスポーツ観戦の際に、ぜひこの知識を活かしてみてください!

